今日はちょっとした息抜きも兼ねて。。。
先日こんな記事を見つけました。
そうとも言える!バツとも言えないテストの秀逸な珍回答
そうとも言える!バツとも言えないテストの秀逸な珍回答(第2弾)
うちの息子もそうですが、子供は本当に発想が豊かで、急に突拍子もないことを言い出したりもしますよね?初めは意味が分からず、何言ってるの?と思いますが、その思考回路が分かると吹き出すこともあります。上記の記事が、ウケを狙ったのか、真剣に回答しているのかは分かりませんが、いずれにせよ、この型にはまらない思考はある意味大事にしたいものです。
大人は子供に比べて経験が豊かですから、その経験を通じて世の中のルールや常識を身につけ、様々な事象に方程式をあてはめて解を出すことができます。そのため、問題が生じた際にも素早く解決することができますし、問題を事前に回避することもできます。仕事においても、過去の成功・失敗体験をすればするほど、「こうするとうまくいく」「このケースは失敗する」というシナリオが染み付いていきます。この経験から学ぶということは、座学の何倍もの習得効果があると思いますので、経験を共有するということは非常に重要です。私は会議の場等で、なぜ成功/失敗したのかということを深く聞くことようにしています。これはひとりひとりの経験を共有し疑似体験することで学ぶということを重視しているからです。こうした経験学習は、その経緯も含めたシナリオが方程式としてインプットされますので、同様の事象が生じたときに素早く対処することができ、成功を重ね、失敗を繰り返さないということにつながります。
しかし、世の中の事象は多様化していますし、変化は非常に短いサイクルで襲ってきますので、この方程式が通用しないということも多発してきます。この時に必要なのが、柔軟性や応用力であると思います。方程式だけに固執してしまえば、少し状況が変わったときに思考停止に陥るか、方程式を無理やり突き進めて失敗することになります。ですから、方程式は基礎知識として抑えたうえで、現在の状況に応じて方程式どおりに進めればよいのか、それとも他の策を講じたほうがよいのかを検討しながら進めていく必要があります。前提となる環境が異なれば、方程式も崩れるということを頭において、思考回路を柔軟にもつことが大事なのだと思います。
よく年配者は頭がかたいと言われます。これは経験を重ねることで、数多くの方程式が頭に入っていて、常に事象をその方程式にあてはめて考えようとするからでしょう。方程式を数多くもつとともに、常に第2、第3の式を同時に思考しながら、状況に合わせた判断が必要です。これは私がよく口にする「知的体育会系」の考え方に近いものがあります。知的体育会系とは、「考えながら動ける人」であり、めまぐるしく変化する環境に合わせて、方程式に柔軟性を持たせるということにつながると思います。柔軟性を忘れずに経験を重ねていきましょう。
2014年2月27日木曜日
2014年2月13日木曜日
コストパフォーマンスで選ばれる
先日あるお客様から非常に嬉しいコメントをいただきました。「旭の若手社員のスキルの高さに感心した。どのようにしたら優秀な若手社員が育つのか、実際に社員の育成をしているマネジメントの方と意見交換をしたい。」とのことでした。当社の若手社員が高く評価される機会は数多くあり、その度に謙遜はするものの、心の中では非常に誇りに感じています。当社のような中堅クラスの会社では、人員が潤沢に揃っているではありませんから、必然的に若いうちから数多くのことを経験する環境が与えられたり、1人の社員が幅広い業務をこなしていく必要があります。なかなか休むこともできず負担をかけることも多いですが、その一方でスキルの高い社員が早い段階で育つということにつながっているのかもしれません。当社では、確立された人材育成システムがあるわけではなく、基本的には現場でのOJTが教育の全てです。このOJTが偏りすぎないようにバランスをとりつつ技術やスキルの継承ができればいいなと感じています。
さて、このように数多くのお客様から当社の技術力が高く評価されているわけですが、同時に多くのお客様から「高い」というご批判もいただきます。良いものだから高くて当然という考え方もあるかもしれませんが、別に当社は銀座の高級クラブを目指しているわけではありませんから、適切なグレードのサービスを適切な金額で提供する必要があります。ここでいう適切とは、お客様が望むということになります。安かろう悪かろうでは話になりませんが、良いものだから高いが通らない場合もあります。特に昨今、高い仕様よりも低コストを望まれるお客様が増えてきました。従来であれば「当たり前」の仕様だったものが、最低限の仕様で、最低限の機能を果たせば、できる限りコストは下げて構築したいというニーズに変化してきています。私たちは、以前の「当たり前」の仕様を当たり前に設計することに長けています。お客様から言われなくとも、様々な要素や気遣いを見積もりや設計に落とし込み、創り上げることができます。これは素晴らしいスキルであり強みであるのですが、今必要なのは「当たり前」の仕様を見直すことかもしれません。
公共工事や一部の業界のお客様の中には、すでに仕様が決まっていてその仕様が最優先されるものもあります。しかし、限られた予算の中に、できるだけ必要な要素を盛り込みたいという、ある意味わがままなお客様がほとんどです。この場合最優先されるのは予算であり、その予算内に抑えるための仕様を決めていく必要があります。こうなると、従来の「当たり前」は当たり前ではなくなりますから、当たり前の仕様を当たり前に盛り込むことは返って逆効果になりかねません。ここで必要なのは、お客様が求める仕様の優先順位をつけながら、最適な仕様と最適なコストを提示することだと思います。つまりコストパフォーマンスのちょうどよいバランスを見出すことにあります。私たちはお客様が求めるであろう仕様と、そこにかかるコストを熟知していますから、どの要素を省けばどの程度のコストダウンにつながるかも分かっています。それをお客様とつめながら、限られた予算を最大限の有効活用する仕様を提示できることが、当社の価値につながるのではないでしょうか。時間に余裕があれば、いわゆる松竹梅の見積もりを作るなどもいいかもしれません。
「技術力も値段も高い旭」から「コストパフォーマンスの高い旭」と評価されるようにしていきましょう。
さて、このように数多くのお客様から当社の技術力が高く評価されているわけですが、同時に多くのお客様から「高い」というご批判もいただきます。良いものだから高くて当然という考え方もあるかもしれませんが、別に当社は銀座の高級クラブを目指しているわけではありませんから、適切なグレードのサービスを適切な金額で提供する必要があります。ここでいう適切とは、お客様が望むということになります。安かろう悪かろうでは話になりませんが、良いものだから高いが通らない場合もあります。特に昨今、高い仕様よりも低コストを望まれるお客様が増えてきました。従来であれば「当たり前」の仕様だったものが、最低限の仕様で、最低限の機能を果たせば、できる限りコストは下げて構築したいというニーズに変化してきています。私たちは、以前の「当たり前」の仕様を当たり前に設計することに長けています。お客様から言われなくとも、様々な要素や気遣いを見積もりや設計に落とし込み、創り上げることができます。これは素晴らしいスキルであり強みであるのですが、今必要なのは「当たり前」の仕様を見直すことかもしれません。
公共工事や一部の業界のお客様の中には、すでに仕様が決まっていてその仕様が最優先されるものもあります。しかし、限られた予算の中に、できるだけ必要な要素を盛り込みたいという、ある意味わがままなお客様がほとんどです。この場合最優先されるのは予算であり、その予算内に抑えるための仕様を決めていく必要があります。こうなると、従来の「当たり前」は当たり前ではなくなりますから、当たり前の仕様を当たり前に盛り込むことは返って逆効果になりかねません。ここで必要なのは、お客様が求める仕様の優先順位をつけながら、最適な仕様と最適なコストを提示することだと思います。つまりコストパフォーマンスのちょうどよいバランスを見出すことにあります。私たちはお客様が求めるであろう仕様と、そこにかかるコストを熟知していますから、どの要素を省けばどの程度のコストダウンにつながるかも分かっています。それをお客様とつめながら、限られた予算を最大限の有効活用する仕様を提示できることが、当社の価値につながるのではないでしょうか。時間に余裕があれば、いわゆる松竹梅の見積もりを作るなどもいいかもしれません。
「技術力も値段も高い旭」から「コストパフォーマンスの高い旭」と評価されるようにしていきましょう。
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