2017年3月14日火曜日

経営理念策定プロジェクトキックオフ

昨日、経営理念策定プロジェクトのキックオフを行いました。
このプロジェクトは、当社が事業継続70年を迎えるにあたり、今後100年続く会社であるために目指すべきビジョン、大切にすべき価値観や行動指針などを明らかにするためのプロジェクトです。
社内でプロジェクトメンバーを募集したところ、22名の社員が手を上げ集まってくれました。本当にありがとう!

会社は価値がなければ存在し続けることはできません。その意味で、70年という期間継続できたということは、お客様、協力会社(ビジネスパートナー)、社員、株主、金融機関といった様々なステークホルダー(利害関係者)や社会に対して、なんらかの価値を提供し続けることができたということだと思います。

そこでこのプロジェクトは
  1. それぞれのステークホルダーから見たこれまでの当社の価値を再確認
することからスタートし、
  1. それらの価値がどのような考えや行動から生み出されたのかを探る
  2. 今後100年続く会社として新たに大切にすべき考えやや行動があるかどうか検討する
  3. 2と3を後世に語り継ぐ”経営理念”として言語化、明文化する
  4. 経営理念を社内外に浸透させる施策を検討する
  5. 実行
といった流れで進めていきます。

昨日はまず、社員として、またお客様や協力会社の立場からみた当社の価値についてメンバーで議論することから始めました。

社員の立場
・なんだかんだ働きやすい
・若い時から大きな仕事をまかされやりがいを感じる
・年齢や役職に関係なくざっくばらんに意見を言い合える

お客様の立場
・安心して仕事を任せられる
・どんなことがあっても最後まで仕事を終わらせる
・依頼したことプラスαの提案をしてくれる

協力会社の立場
・最後まで面倒を見てくれる
・現場でのサポートがあつく仕事がしやすい
・監督と職人のチームワークや信頼関係があつい

といった意見が中心だったでしょうか。

次に、事前に数社のお客様と協力会社に対して実施したアンケートから、当社に対して抱いている思いや評価を共有し、上記の仮説との比較をしてみました。
概ね仮説と大きなズレはないものの、中には意外なコメントもあり、生の声の説得力の大きさを感じます。

そこで次回までに、より多くのお客様/協力会社の生の声を集めて、当社の価値についての議論を深めるとともに、ステップ2以降に進めていきます。
次回はオフサイトで1泊2日の合宿です。普段の業務から離れて、じっくりと考え、語り合うことで、メンバーのチームワークの向上にもつながることを期待しています。

経営理念を策定し、社内外に浸透させていくことは、社員の結束を固め、お客様や協力会社との信頼関係を強めるとともに、素晴らしい社風や文化を継承していくうえでも大変重要な取り組みです。
楽しみつつも、納得のいくまで議論をし、最高の理念に仕上げていきましょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿