2016年6月29日水曜日

こだわりのレシピで名店になる -施工標準第1版リリース

災害ゼロ、失望ゼロ、赤字ゼロへ向けて

昨年度に引続き今年度の注力ポイントは、安全/品質/原価管理の質を上げて、災害ゼロ、失望ゼロ、赤字ゼロを達成することにあります。そのための重要な取り組みのひとつが、旭シンクロテックとしての安全/施工標準の作成です。

従来よりメーカー等の下請けで仕事をする際には、元請が定めている安全/施工標準に従って管理をしてきました。しかし、当社が元請の場合には、当社独自の基準に従って管理を進めていく必要があります。

しかし、現場の担当者がすぐに確認できるような、全社共通の基準は存在しておらず、各自の経験に基づいた管理が行われているのが実態ではないでしょうか?


100億を超える施工管理会社として必要なこと


たとえ現場の担当者の経験に基づいて施工管理を進めていったとしても、大きな問題が生じることは少ないかもしれません。
しかし、お客様が当社の複数の担当者と仕事をした際には、人によって異なる仕事の進め方に違和感を感じるはずです。

これは担当者ごとのスキルの差という話ではなく、仕事の進め方や考え方といった基本的な部分ですから、当社のような100億を超える施工管理会社としては、誰が施工を担当しても同じ手法で仕事が進められるように、体系立てておく必要があります。


こだわりのレシピが信用につながる


例えば、毎日料理をしている主婦数名がそれぞれカレーを作ったとします。できあがったカレーは作り手によって若干の味の差があるものの、どれもそれなりに美味しくできあがっているはずです。

しかしこれがレストランだったらどうでしょう?同じメニューを頼んでも作り手によって味が違う。これでは安定した味が提供できずレストランとしての信用が落ちてしまいます。

レストランで求められているのは、それなりに美味しい気まぐれの味を提供することではなく、そのお店の”こだわりの味”です。そのためには、”こだわりのレシピ”を作り、代々伝承していくことが必要なのです。


当社施工標準第1版リリース

このレシピにあたるものが、安全/施工標準です。これを皆さんがしっかりと頭に入れて現場で活用することで、当社こだわりの施工法に基づいて一貫したサービスを提供することができ、施工管理会社として信用を得られることになります。

本日、施工標準(作業手順書)の第1版が品質管理部からリリースされました。「初めて知った」という内容は少ないと思いますので、まずは一通り目を通してみてください。
そして、明日からの作業で使える内容があれば、早速朝礼などでの作業指示に活用してください。
現場巡視や安全パトロールなどでも、この施工標準が活用されているかどうかを確認しますから、まずは使ってみたうえで、色々なフィードバックをお願いします。

皆さんからのフィードバックがレシピのレベルをさらに引き上げ、「こだわりのレシピを使った名店」へと進化することができるのです。

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