N製紙ケミカル江津事業所を訪問しました。本事業所では、現在溶解パルプ製造設備の新設工事を行っています。このパルプマシンは、できあがったパルプをロール状に巻き取るめずらしい設備になります。(社員の方は8月号の社内報に記事がありますので、こちらも参照してください。)
S工務課長にご挨拶したところ、「この事業所では、従来1億近い工事でも地元企業だけで工事を行ってきており、今回旭さんと仕事をすることで、こんな工事のやり方があるんだなと社員にも勉強になりましたし、いい刺激にもなりました。このような大規模な工事を、ここまで工期どおり・無事故無災害で施工できていることにもとても関心しています。」とありがたいお言葉をいただきました。今回、N製紙ケミカルからの受注も初めて、もちろん本事業所での工事も初めてですから、この段階でお客様から信頼をいただけたことはとても重要な意味があると思います。
さて、S工務課長のおっしゃっていた、『こんな工事のやり方があるんだ』とはどういう意味なんでしょう。今まで発注してきた地元企業とはどのような点で優れていると感じていただいたのでしょう。今回の工事で特別なことをしたわけではありません。いつも通りの設計、施工、安全、、、当たり前のすべきことを当たり前にこなしてきただけです。しかし、お客様は確実にその違いに気付いている。自分たちには当たり前でも、お客様から見ると他社より優れていると感じること。これこそ当社の強みであり、価値ですから、私たち自身がきちんと把握することがとても重要です。
是非考えてみてください。
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