物事がうまくいかない時、上司に理不尽なことをいわれた時、お客様に怒鳴られた時、自分の努力が水の泡と化した時。こんな時は、お酒でも飲みながら愚痴を言って発散したいこともあるでしょう。もちろん自分の中に抱え込んでストレスをため込んでしまうよりは、思い切り吐き出して、また翌日から心機一転頑張ることは必要です。でも、心機一転できずに、家で、昼食で、飲んで、喫煙所で、、、誰かといるときに、気付くとネガティブな言葉を出しているということはありませんか?また、知らず知らずのうちに、言葉が汚くなってしまうことはありませんか?
自分の口から出る言葉は、知らず知らずのうちに自分の潜在意識の中に植え付けられ、はじめはあまり意識せずに発していた言葉に徐々に自信を持ち始め、最後には確信に変わり、やがて現実となります。自分自身に暗示をかけたり、洗脳したりしているようなものなのです。自己暗示だけならまだしも、一緒にいる人も巻き込んで大きな影響を及ぼします。一度、潜在意識に植え付けられたものは、そう簡単にコントロールすることができません。何故なら、無意識のうちに行われていることなので、自分自身ではどうすることもできないのです。
汚い言葉も同じです。たとえお客様の前では笑顔で対応していても、裏で汚い言葉を発していれば、そのことがなんとなく相手にも伝わり、信頼関係に傷がつくことにもなりかねません。仮に相手が汚い言葉を投げかけてきたとしても、「あー、この人はマイナスな要素が潜在意識に植え付けられて可哀想だなぁ」とでも思っておけばいいのです。くそっ、と思って裏で悪口を言えば、結局同じ可哀想な結果をもたらします。
逆に成功者というのは、常にポジティブな言葉を発しています。未来の成功をイメージして、そのイメージを口に出すことで、自信につなげているのです。仮に途中で失敗や困難があったとしても、その先に成功があると信じて気にすることはありません。むしろその困難を乗り越えることを楽しんでいるかのようです。
ポジティブな言葉を使って周りに好循環をもたらしましょう。潜在意識はコントロールできませんが、自分が発する言葉はコントロール可能です。そして、自分で意識するとともに、もし周りにコントロールできずに悪循環をもたらしている人がいたら、言葉には良くも悪くも大きなチカラがあることを教えてあげてください。それでもダメなら、つるむのをやめましょう。マイナスオーラが染ります(笑)
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